PICCSとは

PICCSが目指すもの。それは、金融・テクノロジーという科目を新設し、従来とは異なる教育方法で これを行うこと。そして、文化資本の再配分である。

PICCSPLAYFUL MIND (遊び心),INSTINCT (本能), CURIOSITY (好奇心), COURAGE (勇気) AND SENSE (センス)の頭文字の組み合わ せです。

これまでの日本は大量生産、大量消費の経済原理に依存し、より長く勉強することがより良い大学へ行く為に必要だと考えられていたし、より長時間働くことでより多くの報酬が期待できた。しかしながら、世界的な成長率の低下、日本国内における高齢化、人口減の進展などにより、我々は新しい枠組みが必要になってきたことに疑いの余地は少ない。このような情勢下で、実は日本の公教育というのはあまり大きな変化を起こしているとは言えない。例えば、先生1名に対して多くの生徒が対峙する劇場型の授業体系には何の変化もない。教室にいる全ての生徒、先生が習うべきもの、ことを全員同時に行っているのである。我々はこの授業内容の同期化からの脱却を目指したいと考えている。これにはグループ学習、いわゆるアクティブラーニングの部分的導入は避けては通れない。これは、これまで日本の教育界が求めてきた正解至上主義への挑戦でもある。というのは、問題の根底は恐らく、問題や課題設定が異なるのではないかということだ。1つの正解しかない問題に比重を置き過ぎてきたのだ。それは、テクノノロジーの変化により、その大半を計算機やコンピューターがやってくれる時代になったのだ。我々は、解が1つでないもの、そして、その解は時系列で変化してしまうような課題設定をしていきたいと考える。ところで、人生100年時代となった今、我々が自分自身をプロデュースする必要がより重要になってきている。そのようななかで、これまで学校で教えてきた主要科目に加えて、金融、テクノロジーの知識を身に付けることは必須である。我々は、従来型の教育課程では教えることがなかったこれら2科目を中心に展開したいと考えている。

一方で、論理的な思考に傾倒しがちな教育課程のバランスをとる為に、アスリート、芸術家などスポーツ、文化の第1人者と接し、彼らと体験を共有することにより、彼らがこれまで蓄積してきた文化資本を未来ある子どもたちに伝承したいと考えている。それが我々の目指す文化資本の再配分である。もちろん、学校の先生や家庭での両親の言動などにより子どもたちは動くのであろうが、これまで触れることはなかった一流のアスリート、芸術家などに直接接することで、子どもたちのメンタル、感受性、感応度を高めることができると考えている。特に、プロジェクトにおいては、極力、親子での参加を促し、親子での感動、共感を醸成するなど、これまでの日本にない教育の実装化を目指す。

また、同時に、日本の伝統的な文化資本を海外在住の日本人、外国人とも共有し、日本の誇れる文化資本を積極的に海外に発信する。